遠くて近いものたち

わたしは大阪府下、京都府寄り在住で
5年前まで滋賀県在住。
大学時代は京都市民。
関西暮らしも10年以上で

でも出無精なもんだから
行ったことのない場所、意外な盲点はたくさんあるもんだな。

たとえば
大阪に程近い奈良、生駒山とか行ったことない。登れるの？ロープウェイあるのかな？
京都は比叡山の八瀬ケーブルカーも乗ったことないや。修学院離宮や桂離宮も行きたい行きたい言って中には入ったことがない。
あきんどの街、堺も未踏。路面電車に乗りたい。

とかいろいろ近いところでも行かなかったところってけっこうあるなぁ…と。

通天閣もないや(笑)
あ！ロート製薬の公園もないや(笑)あの近くにレトロ銭湯あるのよね。
動物園は京都市も大阪市も行ったことないし！
奈良も飛鳥の方へは行ったことがない。


行ったことがない場所のことを考えるのはすてき。

なんてことない、行けばフツーの日本の片隅なんだけど、
その片隅で小雨が降るのを不意に思ってみたりするのが好き。


そんな調子で本もいろいろ読みたくなる。
松本清張「ゼロの焦点」を読んで、映画も観た。
なんか「眉山」といい、犬童一心監督作品立て続けて観てるな。
映画のDVDも、すこし観たい気分。
松本清張のごつごつっとした小説はもっと数を読みたい気分。


つかれたー
しんどいー
っていうんで、あんまり楽しめなかったいろいろなことにもトライして行こう思う。
そうでもしないと仕事につぶされて腐って狂う(笑) むしろいままで狂わなかったのがすごい。


もしかしたらもっとやりたいことやって生きてもいいのかなー…って思うんだけど……
やりたいことやるだけって…
学生か…。


自分から愉しみをたぐりよせないと…仕事以外の時間を充実させたいな…。

3連休中日、土曜

へんなカレンダーで
曜日感覚麻痺。

前日のこともあり朝ヨガ起床できず。

sheepさん作チャーハンのブランチ食べて。

先週は徳島だったしひさびさのジム。

この夜は下関の帝王、たこすけ氏結婚お祝い返しの品、立派すぎるふぐフルコースセットを食べる。
熊本旅行帰りの後輩サムシングスピールを呼び付けて
ふぐさし、ふぐちり、ひれ酒、雑炊。
どうでしょうDVDを流しながら飲(や)るは、彼の土産の球磨焼酎。


のんびりだらだら。

sheepさんと後輩サムシングスピールをまともに会わせたのは今回初だったんだけど、ふしぎなほどの呼吸のあったやりとりにびっくり。
sheepさんがすごいのか。後輩サムシングスピールの実力か。わたしはただただふたりのやりとりに目を見張ったりした。

気を遣わないで呼び付けられるよいカモを得たり。

金曜の祝祭日

3連休初日。

ずいぶん前から行きたい行きたい思ってた、なんばは千日前の純喫茶アメリカンへ。

ひとり、道頓堀川沿いをてくてく。
グリコ看板の前で自分撮り。
づぼらやの前で自分撮り。
意外なことに行ったことなかった法善寺の前でも自分撮り。

こてこてのミナミの風を感じながら、散歩。


遠くまで行かないでも
旅行の気分だけなら楽しめるもんだわ。
近いところでも行ったことなかった場所、けっこうあるしね。

ひとりでいろいろ出かけて、誰かしらに共有したい感動は、ツイッターでつぶやいて、
どこにだって行けそう。
それほどにさびしくもなさそう。
自由はいつも手のなか。
自分の自由を縛りがちな性質を解放したいなぁ。


純喫茶アメリカンはものすごい昭和モダン感。
小腹すいて、ケータイでの写真は撮り忘れ。

そのまま道頓堀川沿いを海の方へてくてく。
今度はデザイナーズカフェ？D&DEPARERTMENTPROJECTへ行ってみた。
ここも行きたい思ってたけどなかなか行かなかった店。
大人味と聞いていたミックスジュースを氷抜きで頼んで
旅行ノート仕上げて
友人にハガキ書いて。
小一時間。

そのままその夜は大学時代の先輩の結婚祝い飲み会で梅田へ。

二次会で
弟キャラの先輩Yのくんからの意外なオヤジ的セクハラ発言がミョーにおもしろかった。
わたしもどんどん歳ばっかりとっているけど、
周りの人間も同じように時間が流れているのだなぁ。

「眉山」

原作;さだまさしの映画「眉山」のタイトルが
ほんまに山の名前って知ったのって、ほんまつい最近。

観てから行こうか
行ってからみようか
少し考えているうち、連休が近づいてきたから
結局行ってからみることになった。
ラッキーなことに、ひかりテレビですぐ見られたので、TSUTAYAに行く手間はぶけた。

……そりゃもう泣かせてもらいましたよ、「眉山」！


本番の夏の阿波踊りの情景も、ナマ阿波踊り見てから映像で見ると、そのほとばしる勢いが素晴らしい。
宮本信子の演じる母が印象的。
先日自分が歩いたり、自転車漕いだり、
周遊船から見上げたり、ロープウェイから見下ろした
舞台の徳島市街地が
なんだか不思議と親しみ以上のものをおぼえて、
せつなくなったりして。

ロケ地への旅行っていいね………。


この流れで「砂の器」観たら羽後亀田と亀嵩は是非とも行きたくなってまうな……いやまぁ物理的に無謀だってのはわかっているんですよ。

ひるびざん

さぁーて…！

けっこう市街地散策したぞ、食べるものも食べたしなー。

っていう頃合いから天気がようなってきた。

よしっ！
昼の眉山ロープウェイ行ってみよう！
きのうは美しい夜景(途中から雨にやられた)だけで、街並みは真っ暗で見えんかったし…。


というわけでふたたび…。
今度は乗客わたしひとりだけでロープウェイ発車。

来てみて良かった。
このパノラマ！
サイクリングして、周遊船乗ってからの眺望は
また一味違うわぁ。