深夜便

1日の終わりにごみを出す。

部屋中のごみをあつめて回ってベランダへ。

ごみばこをかかえて、しばし夜の空気を吸う。

つめたくてしめっててきんもくせいが甘い。
竹林の向こうで星が光る。

近ごろめっきり2355が終わるくらいに帰ってくるsheepさんが、風呂から上がってひとつ、咳をする。

乾燥機能ばかり活躍する食洗機が働いている。よくよく聴くと冷蔵庫もかげながら働いている音がする。

…眠ろうか。

季節のたのしみ

落葉の湿った匂いがしたり、気の早いきんもくせいがいたりして、
しっかりと秋です。


朝晩もさむなった。

かぼちゃペーストをストックしてスープを飲む。いつのまにかスープの季節だ。
ひとり鍋や雑炊もわるくない。

ミルクティが飲みたくなるのも時間の問題なので
またバターたっぷりの焼き菓子も焼こう…。

休日部屋にこもる準備として、もうちょい部屋も片付けておきたいな…。

ちょこっと、

せまいながらも、はウソかもしれない。

…せまくはない。
我が家はせまくはない。

部屋の片隅でちいさいわたしが体育座りをしながらぼんやりどこかをみつめながら思うに
我が家はせまくはないのです、むしろ広い、ふたりで暮らすには広い、じゅうぶんな空間です、無駄に、そう、せまいわけではないのに、無駄にごちゃごちゃ、ものものものものものものに囲まれて、ひとりで過ごすことの多い我が家は、広く感じるはずが、なぜか…

なぜだ…。


とりあえず撮り貯めてた「どうでしょう」「ホームズ」「にほんごであそぼ」「ゆうがたクインテット」その他ビデオを処分しました。
写真は処分前の状況。

末日だより

つ、疲れたっ。

数字とカタカナの世界の氾濫した眼球は伏せてもほんとうの闇がこない。
いつもながらの月末でした。

仕事の処理量増えると、限界とかリタイアとかよぎるけど
(実際問題逃避不可能ながらにも)
気が付くと終わらせたったぜ！っていうだましだましなやり方で
だんだんネバーギブアップの精神が育て上げられてる気がするから不思議。

はやいねー…。
もう今年終わるよ。
またひとっつ、歳かさねて
終わっちゃうよ～。


きゃー………

思い出したことなど

先日母との会話で

「あなた貴金属全然身につけないけど、もしかして金属アレルギーなの？」

と聞かれた。
ええ。あなたの娘は金属アレルギーなのです。
いろんな母親がいると思うけど、わたしの母親はわたしの特性や好みなどを把握していない。天才的に把握できてない。
離れて暮らす時間が長かったからといって、こんなもんかね。


こないだ休憩室でみたワイドショーでアントニオ猪木が針仕事してる映像をみた。なんかとても、壮絶なものを感じ取ったんだけど、わたしだけなのかしら。あんなに大きな人が針に糸を通すのって、ある意味迫力があるよ。彼の主演映画が北朝鮮の映画祭にノミネートされたからっていう話題だった。
ある分野を極めていると、他でも立ち振舞いが際立って存在感があるもんだ。

ところで三日坊主のち、も、効率重視の読書タイムをちょこちょこ作っています。夏目漱石を読んでたら、膝打ちしたくなる文章がけっこうあっておもしろかった。なんかこの爺さんかわいらしいなーなんて…。

わたしの年齢もだし、本を手にしたきっかけも手伝ってなのかな。
いわゆる名作をとりあえず読んでた小学生の自分より、漱石翁は近くなってきた。
家の本をさくさく読んで本棚を取捨選択したり、新しい流れみたいなものをつくれたらいいなー。