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みるもり 
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事務/信販系:入力・検索業務
趣味:
読書*散歩*料理*風呂*
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大阪の空の下、炊き立てごはんのにおいは流れる。
おひとり様がお得意の既婚者☆
関西弁上達しない埼玉県出身者。
ゆるゆる冷えとり、
ぼつぼつヨギーニ、
そこそこジム行って、
そんでもって炭水化物をあいしてやみません。
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ここ数日NHKBS2で山本薩夫生誕百年特集ということでHDDに録画しつつ途中から鑑賞してました。

山崎豊子作品の映画をとりあえずおさえて「不毛地帯」「白い巨塔」「華麗なる一族」。
大好きな男優、田宮二郎がすべての作品で好演しているだけでなく、
佐分利信や二谷英明、丹波哲郎、西村晃、仲代達也といった歴々の脂の乗った演技がみられる傍らで、
若かりし北大路欣也や八千草薫などの姿もみられるという
貴重な時間を得る事ができました。

こうした古い日本映画はとりわけ女性の言葉遣いが流れるように美しく、聞きなれないせいか滑稽に思われるほど。
野望と策謀に満ちた男性社会を舞台に、ひときわ映えるものがあります。

人間ドラマ主体だからこそなのか泥仕合の魑魅魍魎、四面楚歌、容赦無用の手に汗握る物語に3時間はあっという間。原作はもちろん、まとめあげる脚本力にも圧倒されっぱなし。

金曜の夜、感動と興奮のさめやらぬ中、山本薩夫監督をWikipediaで検索すると、過去、知らず知らずに他の作品も見ていたようで感慨。「荷車の歌」。農家の女性の過酷な労働生活を描いた作だったような。男女同権という文句とは程遠い、女性が虐げられてきた頃の時代背景に、鑑賞した学生時代の私は奮悶とした記憶があります。
当時こうした映画をけっこう観る機会を大事にしていたんですよ…ドキュメンタリーとか。
この作品も昼間に放映されていたようでしたがチェック洩れ。

成瀬巳喜男のお弟子さんだったという記述にも惹かれました。成瀬作品も耳に聞くばかりで未視聴。
…日本映画をもっと鑑賞しよう。現代のエンターテイメントとはある意味対極をなす、リアルな主題をとらえた作品を。
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