束の間の

誰かを見送るたびに
自分は少しでも大人になれているかしら…
と　思います。

sheepさんのお父さんのお母さん；おばあちゃんを見送ることになってしまった。距離的にはそんなに近い位置にはなかったものの
結婚してから、一度みんなして家族で旅行にしたり、わたしの祖父が急逝したときに、お宅に泊めてもらったり…いろいろな場面で会うたびに
年齢よりだいぶ若い、しっかりした(ときには頑固な)印象の強かったおばあちゃん。

sheepさんのお父さんはとても家事に協力的で
その背中を見て育ったsheepさんも自然と家事に協力的になって
そんな二人の影にはしっかりもののおばあちゃんがいて。
晩年お見舞いに行くと、曾孫欲しそうに尋ねられたっけなー。ごめんなさい。自分を生きるばかりのわたしだけど、許してもらおう…。愛をこめて。ありがとう。

旅立った人を思いながら、なぜか隙間時間にひとり、浜離宮に行ってきた。
5月の風と新緑。
この空の下の時間をかみしめながら束の間、感じ入る。