アンタイトル。

毎日の暮らしのなかで、もはや、変化や成長がないので
節目節目に多少なりと落胆する。
落胆なんて言うと大袈裟だな。ため息、程度。


sheepさん行きつけの店のカリスマ店員(わたしもトレンチコートでお世話になったからあえてこう呼ぶ)との会話、楽しませてもらったなかで。
「もう年末ですよ～」
「毎年早くなる」
「でもなんも変わらへん(笑)」

そうそう…この感じ。


名付けられない平凡の繰り返し作業。馴れ合いな感じ。ちょっと疲弊で、だけどこの疲弊は多少なりとオトナ…なのか？
この感じだけで酒が飲めそうな哀愁、までは行かないけど、適度に飼い馴らした日常で生きてる。
おー、なんか尾崎節っぽい。

若いころは似たような毎日ながらに、明日どうする？の楽しみがあった。
と、記憶を捏造してもなー…あの頃はあの頃で退屈以外のしんどさあった。ま、貧しかったし！！
歳おうごとにだいぶ全側面的にめんどくさい…って逃げ隠れはしてるけど。

とはいえめんどくさい、の方向性が変化しているのか。
学生の頃よりばんばんどさくさ回避していることもあれば、大きなこともちまちまひとつひとつの集まりでしかないさ！と果敢に挑んだり……。


なんしか…
毎年一年一年が早い！！って思いつつ、
人生はこの名付けられない日常へのある種の疲弊と倦怠感で、
けっこう長いのかもしれない！
って思ったりする。
ふとしたとき実感しちゃう。こわいわぁ…。

まだまだこれから、って思えるときもあれば
なんだか長い茨道に怖じ気づいちゃうんだよなぁ。

心の底からの情熱！でなにかへ賭けるよりは安定が好い、とシフトした生活感。

打破したいなー。
って思ったり。
少しずつささやかにハンドル回して変えたいな。
って思ったり。

思考だけは柔軟がいいな。
行動におよばなくても。