お祭り騒ぎ

この週末、ひとつの祭があった。


とうのたった少年たちの祭である。


sheepさんが日頃からブログを通じて大変お世話になっているたこすけさん。
彼の運営するHP、下関見聞録の20万Hit記念として、彼が企画を募った。

そして選ばれた映え有る企画はなんともまあ

たこすけさんをビジネスホテルに監禁、テレビゲームを24時間以内にクリアする様をネット上で実況中継

という
企画自体罰ゲームな企画。
クリアできなかったらできなかったで罰ゲーム。

せちがらいオトナの遊び心である。

企画の先頭に立つのは、たこすけさんの唯一無二のご友人でsheepさんもこよなく愛するむこさん。彼のプロデュース能力がまた祭を盛り上げる。

運営面も手抜かりがない。ルール設定もこまやかだ。ネット上で中継する手筈や、チャット、スカイプ、ビジネスホテルに支援物資配送、など、遠方者からも支援で参加できるよう整えられている。

かくしてたこすけさんは逃げ隠れもせず、その神輿におさまり、祭がはじまった。

遠方者のわたしたちは事前支援物資配送と視聴にて参加。中継開始時間には間に合わなかったものの、開始した金曜の、深夜から視聴開始。

sheepさんが土曜出勤だったため、代理で中継を見守っていたわたし。
最近のテレビゲームの知識はまるでない。
たこすけさんが苦境に立たされているとチャットからご友人たちが攻略方法を伝達し、数時間かかっても攻略に困難なステージでは、企画者のむこさん自ら参戦(でもおいしいところは残して仕事に戻ってゆく)
という男たちの友情炸裂する画面から、きがついたら目が離せない。朝ヨガアフタージムから帰ってきてから、掃除もせんとずっぽり観戦。

またたこすけさんのもとに送られてくる支援物資もさまざまで、支援か至難かわからないものもあり、われわれが配送したものを受け取る姿がリアル中継で確認できたりして新鮮だった。

もう十分にオトナの男たちが、本気で遊んでいる。金に糸目もなく遊んでいる。
予定終了時刻にクリアできず延長戦になりゴール目前のステージで繰り広げられた攻防や、その白熱戦に間に合った支援者の書き込み(sheepさんもそのひとり
と感動のエンディング。
さらに罰ゲーム発表。


盛り上がるったらない。



いっしょんなってお祭り騒ぎできるような仲間がいるって、しあわせものですな…。

男たちの無邪気な少年の面影に、なにかうらやましくも疎外感を感じて、祭の終わりを見送ったのでした。

いや、楽しませてもらったよ……。