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きょうはM木さんの公休。

忙しくはたらく。
忙しく、なんて一言でまとまる。言葉は便利だ。内包する容量はそれぞれの個性だ。

他部署の方が助けてくれる。様子を伺ってくれる。
世間話の延長線上で声をかけてくれる。

「みるもりさんプライベートしあわせ？」
これはもとうちの課長のA川さんの質問。
他愛もない質問。
唐突な質問。
わりと即答。

「わかりません」

言葉は便利だ。
なぜいましあわせについてはなさなければならないのかがわかりません。
仕事手一杯すぎてプライベートのことおもいだせません。
どうこたえるのが適していて、失礼にあたらないのか、前後の話を聞いてなかったのでわかりません。

…わかりません。
「そんなもんかね？」
「みんなわりとしあわせなんじゃないかねーと思ったんやけど…プライベートは」

しあわせですか？
なんて漠然な問い自体がひさしぶりすぎて、
あまたある答えの候補のすべてが遠ざかっちったよ。
オレ枯れてる？
理想高過ぎ？
ちっげーよ！
タイミングタイミング。
余裕やったらYes!yes!yes!!!!
に決まっとるやないけ!!!
…………たぶん。

はいしあわせです
を即答するのを自分自身に許さない、なにかしらがあるんだろうか？

わかりません。
つーかさ…………しあわせってなんやねんろな。
なんて考えちゃうあたり。うん、まだまだわたし青いかも？
昔の自分からしたらそりゃもうしあわせだが
いまの自分の生活のしあわせの中身がわかりません！！
ぎゃっ！なんだそりゃ！
めし風呂ジムな生活、好きだししあわせだけど。
外から見たらなにやってんだかいい歳して…な道楽ライフやし。
って…第三者視点を世間様定点にすっと余計わけわからん！！！

しあわせについて考えない程度にしあわせ。

これはしあわせのひとつ。