早春の慕情

なんかえらい古くさいタイトルになってもた。

先日、高校の恩師に本を返却したところ、すぐ返事があったのです。
長いこと自分の本棚にさも自分のもののよーに…その本、サルトル「実存主義とはなにか」はあって。
俗にいう借りパク…。
これはいけない！と思って
(何年越しだよ！！)

長い間借りてしまった詫び状と粗品と本をね。
そしたらハガキがきた。
それだけやねんけど。
毎年年賀状のやりとりしかない恩師のすばやい対応に
オトナやな
とか
ありがたいな
とか
思って、豊かな気持ちをもらえた。


日曜日も大学時代の恩師、ゼミでお世話になった彼は御年80歳なんだけど、とてもとても。
こんな好奇心旺盛できらきらのおじいちゃんいーひんって！っていう傘寿祝賀会。
懐かしい面々にも会えたし同じ大学の他の恩師もいたりで、歴史を感じた会でした。
いろんな意味合いで影響力のあるひとだったから
当時読んだ著作とか思い出してみたり、復刻版の著書買ったり。

自分は…大学時代はホントなにしに行ってたんやっちゅーくらい勉強してなかったけど、それなりに学んだものもあったのかも、って思えたりして。

少しずつ過去の自分にやさしく、当時を客観的に選り分けられそうな。


ひととつながり続けるって難しいど、たいせつだな………。